先日、四男がハーフバースデーを迎える直前に発熱しました。結果から言うとRSウイルス感染症でした。

RSウイルス感染症っていう名前は聞いたことあるけど実際どんなものかわからない・・・というより子供っていろんな感染症にかかるから覚えていないことが多いと思います。
これから寒くなる時期に向けてRSウイルス感染症が流行しますのでRSウイルスについてのまとめ、四男がRSウイルス感染症に罹った時の状況など記事にしてみました。
Contents
RSウイルス感染症とは
RSウイルス感染症はRSウイルスというウイルスよって引き起こされる呼吸器疾患です。
3歳までにほぼ全ての子が経験します。流行時期は10月頃から3月頃の寒い時期に流行し、ピークは12月です。
症状
症状は一般的に風邪と言われるものです。
- 発熱
- 鼻水
- 咳
- ゼーゼー、ヒューヒューする
重症化した場合、気管支炎や肺炎に至るので入院が必要になる場合もあります。
年齢が上がるほど症状は軽くなるそうです。それなので生後6ヶ月以内の子は重症化しやすいです。
潜伏期間・感染経路
潜伏期間は2~8日
感染経路は咳やくしゃみなどの飛沫感染、ドアやおもちゃなどについたウイルスへの接触により傷や粘膜などを通して感染する接触感染があります。
感染力が強いです。そして何度でも感染します。
治療
RSウイルスには特別な治療はありません。
症状をやわらげるための対処療法が行われます。高熱なら解熱剤、痰がひどいなら去痰剤など処方されます。
登園・登校はいつから?
今年度より子供が通う学校や保育園で、感染症に罹った際は意見書・登園届のどちらかの提出が必要になりました。
RSウイルス感染症は登園届が必要になります。
登園、登校のめやす
- 呼吸器症状(咳など)が消滅
- 全身症状が良いこと
我が子は症状が出て9日後から保育園に行くことができました。
我が子がRSウイルスにかかった時の様子
我が家の子供4人ともRSウイルスにかかった経験があります。長男は生後11ヶ月のときにRSウイルス感染症が原因で気管支炎になり入院、四男生後5ヶ月のときに入院間近というところまで悪化しました。
今回は最近RSウイルスに感染した四男の様子を書きます。
1日目
まず38度の発熱からはじまりました。
三男が前日からアデノウイルスに感染していたので最初はアデノウイルスを疑い小児科へ行きましたがアデノウイルスは陰性。
熱以外の症状がないのでこの日は薬もなく帰宅しました。
2日目
日付が変わったぐらいから異常なほどの痰が絡む!!咳や鼻水の症状が出ました。夜も痰で出苦しんで寝ることができずグズグズ・・・
ミルクを飲んでも痰が絡み毎回吐き出してしまうので、この日も小児科にかかりました。
病院に行くとRSウイルスの検査をして陽性でした。
いつもの風邪の時にもらう薬を処方してもらい、熱が下がらなかったら週末も通院してとのことで診察が終了しました。
3日目
この日も痰がすごい。飲んで吐いての繰り返しでした。
もらった薬も痰と一緒に出てしまうので薬が飲めていない…
小児科が休みなので様子を見ることに。
4日目
飲んでも吐くを繰り返し、痰で窒息するんじゃないかと思うぐらいひどくなっていたのでこの日も小児科へ行きました。
診察するとすでに気管支炎になっているとのことでした。
入院するかしないか微妙なところだと言われたのですが、その週末は保育園の運動会があることをかかりつけの小児科の先生に伝えていたこと、4人子供がいるので私が付添入院をしてしまうと大変になるということで入院しないということになりました。
小児科の先生から入院しないけどこのような症状が出たらすぐ入院すると言われました。
- おしっこがでなる(吐き出してミルクが飲めていない)
- 呼吸音があきらかに異常だと感じたら
- 肋骨あたりがペコペコ凹んで息をする
入院は回避しましたが気管支炎ということで、小児科でモクモク(吸入)と鼻水、痰の吸引を毎日することになりました。
そしてホクナリンテープというテープ剤も追加されました。
5日目
やっとミルクを飲んでも吐き戻ししなくなる。ただまだ熱も咳や痰はまだ続いています。
この日もモクモク(吸入)と鼻水、痰の吸引をしました。呼吸音はまだ良くならず...
6日目
吐き戻しは1日1回程度まで減り、機嫌がいい時間がすごく増えてきました。熱は37℃台まで落ち着きはじめました。
この日もモクモク(吸入)と鼻水、痰の吸引。呼吸音は少し良くなったので少しずつ回復してきました。
7日目
病院が休みなので1日家で様子見。咳や痰は継続しているが熱が平熱まで下がりました。
8日目
この日の症状は咳と痰のみ。
今日もモクモク(吸入)と鼻水、痰の吸引。呼吸音が落ち着いてきたのでこの日で吸入も終わりでいいとのことでした!
翌日から保育園にも行っていいと言われ登園届ももらい、まだ少しの咳き込み等ありますがとりあえず通院は終了となりました。
子供が風邪をひいた時に便利なもの
RSウイルス感染症に限らず、子供が風邪をひいたときにあると便利なものがたくさんあります。
私が特に便利だと思ったものを紹介します。
傾斜まくら
咳き込みや吐き戻しがひどい場合、傾斜まくらがいいです。
横になっていると咳き込みやすくなるので少しでも頭の位置が上がるとかなり症状が落ち着きます。できることならずっと抱っこしてあげられるならいいのですが、ずっとなんて不可能ですよね。
電動鼻水吸引器
よく口で吸ってあげるものがありますがあまり取れません...
小さい子って年間通して鼻水が出ていますよね。電動鼻水吸引器は値段が高すぎる...と思いますがあれば本当に便利です!
私はかかりつけの小児科は車で15分かかる場所にあります。
小児科への往復 約30分
小児科での待ち時間、会計待ち 約20分
吸入処置 約5分
一度の通院で1時間程度かかっています。
毎日通院するって時間ももったいないですよね。
スポイト
薬を飲ますのにも便利です。我が家ではスポイトに水で溶かした薬を入れ飲ませています。
我が家は赤ちゃんのころからこの方法で飲ませています。
病院でこのスポイトをもらってからこのスポイトを使用していますが便利です。
まとめ
RSウイルス感染症が重症化すて入院することは少なくありません!
特効薬はありませんが、重症化した時はママやパパで判断がつかないので症状がひどくなる前の段階で病院に行くことをおすすめします。
そしてRSウイルス感染症など子供の体調不良に便利なものも家に備えておけるといいですね。